その内の1つが無線LAN LEDですね.というわけで,無線LAN LEDを操作するためのアプリを書いてみました.
バイナリとソースはこちら.
wlanled.zip
wlanled_src.zip
"wlanled on"で無線LAN LEDがONになり,"wlanled off"でLEDがOFFになります.
wifictrlとExecMultiを組み合わせれば,無線LAN自体はONだけどLEDはOFFというのも可能になりますね.
以下は蛇足です.
無線LANのON/OFF切り替えも無線LAN LED ON/OFF切り替えのどちらも,対応するデバイスドライバへNamedEventで変更を通知することで実現されているようです.
コントロールパネルアプレット([設定]-[ユーティリティ]-[無線ON/OFF])を使用して,無線LAN OFF->ONへ切り替えた時.
1. d2util.cplからohci2.dllへ"WLanPowOn"というEventで無線LANのONを通知.
ohci2.dllは名前の通り,USB Hostのドライバと思われます.
(003の無線LANモジュールは内部的にUSBで接続されている)
2. ohci2.dllはnleddrvr.dllへ"LedDrvOnEventWLAN"というEventで無線LAN LEDのONを通知.
nleddrvr.dllはLed/Vib用のドライバですね.
ON->OFFに切り替えた時も同様の流れになります.
Eventの名前が"WLanPowOff", "LedDrvOffEventWLAN"に変わるだけです.
長文になりましたが,誰も興味ないですね.多分.
そんなことないです。非常に興味深いですよ。こういう情報が明日の便利なツールを生むのです。
ちなみに、WS011SHでも無線LANのLEDがON/OFFできるのを確認しました。おそらく003/004/011で共通ですね。
この手のW-ZERO3に特化した技術情報ってあまりWeb上に無いんですよね.
ですので,このblogでは私が知っている範囲内で,W-ZERO3のundocumentedな所が書ければいいなと思っています.
順番は変わりましたが,
GSFinder+ for W-ZERO3のエライ人 キタ━(゚∀゚)━!!!!!
これでバッテリーが大分持つようになる気がします。